ペーパードライバー⑤の続き
もともとメンタル豆腐な私。
すぐ逃げ出したくなる気持ちに負けずに、車に乗りこみ、ハンドルを持ち。
勇気をふるいたたせるために
①仕事変えてもいいんだよ~
②こども達の送り迎え、できるんだよ~
③雨の日も買い物いけるよ~
④習い事だっていけるんだよ~
⑤実家にも帰れるんだよ~
⑥10万の諭吉たちを思い出せ!
と車に乗れるメリットを並べて、講習の時と同じ時間に出発。
勤務先のパートの店舗へ行こうと決意。
1階駐車場は案外こんでたので、2階の駐車場へ。
すんなりと駐車ができた。うれしくて写メをとり、親族にラインしてしまう。
記念にお正月の鏡餅をかって、無事帰ってこれた。
それから乗れる日は乗るようにしている。
まだチンタラしてる運転だと思うので迷惑をかけない時間帯をえらび、5%引きの日も外している。焦らず駐車ができて、運転が怖くならないようにしている。
もう、運転できない私に戻りたくないから。
一つ思わぬメリットがあった。
ぐっすり眠れるようになったのである。
ペーパードライバー講習を申し込み始めるまで、何年も睡眠が浅く、1時間置きに目が覚めたり、寝ても寝てもすっきりしなかったのだ。それが講習が始まって、運転できるようになってきたころからぐっすり眠れるのだ。起床の4時半まで一度も目がさめない。そしてすっきりと起きれる。
こんなに、運転できないことが心の重荷になっていたのかとびっくりである。
ストレスって他者から受ける圧力だけでなく、自分の心が作り出すものの方がわかりにくく、キャパを食ってしまうんだなあと、身をもってわかった。
免許証をもらうための教習所、1度目のペーパードライバー講習、2度目のペーパードライバー講習、私は人より3倍、お金も時間もかけてしまった。
だけど、私には必要な時間だっただろうし、今がその時だったんだと思う。
みんな当たり前のようにできる運転が、私もようやく仲間入りできて、ほっとしている。
後は自分の練習期間を終えて、すこしずつ範囲をひろげていく2023年にしようと思う。