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新しい景色がみたい

公共交通バスに乗ってみた

用事があり、バスでその場所へむかった。

地元も、現在住んでる町も、バスなし生活なのでバスに乗る時は毎回ドキドキする。

 

今回もGoogleマップで確認し、初めてバスアプリも入れてみた。でも不安なので、時刻表もプリントアウト。プリントアウトしなくてもいいけど、手元に欲しくて印刷してしまった。

 

バスは始発停留所だったので、そこまで緊張しなくてもよいのに、どのバスなんだろうと首を長くして待ってしまう。

来たバスを何度も降りる停留所を通るか確認して乗り込む。

座席に座って、やっとこさ、ほっとできる。

 

考えてみれば、あの乗り物にのれば実家に帰れるというような、田舎への憧れがあるのかもしれない。実家と今の家は同じ沿線、10分15分おきには電車がやってくる。その上、少し歩けば、別の沿線も走っているので、電車が運転見合わせで止まってもなんとか帰宅はできる。祖母の家も便利な電車沿い。みなが便利なところに住み続けているのはありがたいことなのかもしれない。

 

だけれど、海外在住者があの鶴のマークみただけで日本に帰れるわ、と涙がでるというような思いもしてみたかった。田舎のおばあちゃんちに、夏休みにいって広い畳でゴロン、スイカたべる、みたいな。空と海と山がセットでくっついてるような。新幹線で帰省のインタビューを受けている小学生達によかったね、と声をかけてあげたい。

子供の頃の原体験が大人の自分を支えてくれる基礎なんだよね、と思う今日のバス体験でした。