夫と娘は卯年生まれ。
2022年のお正月に夫が一言。
『ウサギを飼おうか』といいだした。『来年はうさぎ年やし、家に3人ウサギ年が集まればいいっていうやん。俺と娘と本物のウサギで運気アップや』
2021年のある日、義母の家の庭にあかちゃん亀が現れた。
なんでこんなところに亀がいるの?!!と大騒ぎ。亀をみた娘は飼うといいだした。
亀の寿命は長いんだからね、お嫁にも一緒につれていくんだよという約束で亀を迎えた。
世話をするのはもっぱら夫(掃除)娘は掃除の時に甲羅を歯ブラシでみがいたり、餌をやっていた。だけど、さほど手間はかからない。
夫は、反応がうすい亀に、どうも物足りたくなってきてたようだ。
11月に入ると冬眠に入るし、愛想がないと思ってきたのだ。
そして2022年のお正月、思いついたかのようにウサギを飼いたいといいだした。
動物が好きな娘は、もうその気満々。二人でペットショップのサイトをみて、ウサギがどこのお店にいるか検索し、そのままペットショップへ行ってしまった。
そこから1週間、毎日私の顔をみては、『うさぎ、うさぎ、うさぎ』といい、ママとも呼ばずに、『ウサギ』って声をかけてくる始末。
私としては、私と息子がアレルギーがあるので、心配だったのである。特に息子がイネ科のアレルギーがあり、ウサギの主食の草はイネ科だったのだ。
ペットショップの人に、イネ科だけど、乾燥でからっからしてるからいけると思いますよということをきいてきた。
息子が小学生のころ、生物委員でウサギのお世話をしてたな、その時は何もいってなかったはず・・・
ひどくなったら、空気清浄機をさらに買うしかないか・・・
ちょっとずつ、折れるしかないなという空気が出てきた。
次の週の土曜日、さっそくペットショップに連れていかれ、この子がいいの!とご対面。
小さくて真っ白なウサギさん。ゲージの中でごろんと寝転がる姿に、私も撃沈。
ああ、かわいい。。。
そして、二人でお世話がんばるんやで、ママはかわいがるだけやで、という約束でうさぎさんを迎えることに。
大急ぎで家に帰り、ウサギさんの部屋をつくり、ウサギさんセットを注文。セットがくるまでは、子供たちが使ってた、大きなサークルがあったのでそこにいてもらうことになった。
誰も飼育したことないウサギさんとの共同生活が始まる。
そして、今日で1年を迎えれた。
真っ白だったのに、夏には毛がいれかわり、なんとグレーに。
冬は白になるのかなと楽しみにしていたら、まだらに。
残雪とよばれるような色あいになってしまった。
飼育して始めてわかる、ワンダーなウサギさん。
とてもかわいいお尻をしてちょこちょこ飛ぶ姿、
目をこする姿に、もうメロメロである。
今は巣作りに夢中であっちこっちかむのだが、動物の習性が観察できて面白い。
病気も1回しかならず、元気な子で育っている。
1年元気で過ごしてほしい。
癒しをもたらしてくれたウサギさんに感謝である。