子供の頃から豆類が苦手。
あんこも苦手、枝豆もあんまり、納豆なんて問題外でした。
だけど、嫁いできたこの地域のお姉さまたちは、お豆がだいすき。二人目を出産して病院から帰ってくると、おむかえのおばあちゃんがお祝いにお豆さんを炊いてもってきてくれた。
『豆炊いたんやけど〜』とあちらこちらからいただく。調理してもってきてくれる五目豆や小さい魚と炊いた豆、家庭菜園組からは枝豆、おたふく豆、えんどう豆、スナップえんどう、と春から夏にかけて、豆をたくさんいただく。
苦手といってられず、いただく豆類をたべていたら、案外豆も美味しいではないかと、思ってきた。
断酒を始めたときに、苦手な納豆も克服してみようかなと挑戦してみた。小さいカップのものを購入し、山盛りのキムチや、大根おろしをいれて食べてみる。世間がいうほどおいしいわけではないけど、案外食べれるやん、と納豆も克服できた。
今では毎日納豆を食べ、きたるべき更年期に備えているのだ。
最後の砦はあんこ。
見た目が美味しそうにみえない、おはぎ。一口食べてといわれて、食べたけれど、甘ったるくてなにが美味しいのかわからなかった。それならチョコレートの方が数倍美味しかったのである。
だけど大人になるにつれて、色んな場所で出されると食べないといけない。でも、昔ほど甘くないような??私の味覚が変わってきたのか??
一番の転機は、NHK朝の連続ドラマ『カムカムエブリバディ』 主人公たちが『小豆の声を聞け、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ〜』と声をかけながら小豆を煮てる様子を見ると、ほんとに愛おしく見えてきた。私も自分で炊いたらそこまで甘くしなくていいんじゃないかと、はっときづく。
またまた小豆克服ロードマップ。
①小豆水
はじめは小豆水を始めてみた。
水に小豆をいれただけ。
美容によいってググると出てきたので喜んでしてみたが、私にはむいていなかった。
②小豆茶
季節は冬になってきたので、大豆をつける要領で、スープジャーにフライパンで炒った小豆を入れて熱湯を加える。2時間ほどほったらかしたら、いい具合に小豆色がでている。一口飲むと、美味しい。小豆を炒ってあるので香ばしい味もああり、ほどよい甘味もあって、満足だ。
市販のミルクティーを飲むより断然罪悪感がない。
③粒あん
そして粒あんへ。
小豆茶の残りの小豆が残る。これで粒あんにしてみた。とりあえ気持ち少なめの砂糖をいれて炊いてみた。炊きすぎてあっという間に水がなくる。また水をたして、炊いて、あんこらしきものができあがり。
トーストはチョコチーズが好きなんですが、レシピによくあがってくる『あんバタートースト』に挑戦。 トーストにあんこをのせ、バターもその上からのせて。一口たべたら、美味しい!思ったより甘くなくて何枚も食べれそう。
ハードル低めのトーストでせめて、3月くらいにはおはぎを食べれるかな?。
大量の小豆がネットで届き次第、ホットクックちゃんで粒あんを作ってみようと思います。