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新しい景色がみたい

子どもの頃に出会った食べ物

昨日はクレープを食べにショッピングセンターへ。

 

時はクリスマスだけれど、我が家はケンタッキーよりもクレープである。

なんであの巻物を食べると幸せを感じるのだろうか。

 

初めてクレープを食べたのはいつだろう。

小学生の1年生ころだろうか。

実家も商売をしていたので、なかなかお出かけをする環境ではなかった。

姉とは4つ離れていたので、商店街の服では姉が我慢ができなくなってきたのだろう。

電車に乗って、ショッピングセンターへ通い始めた。

 

電車を降り、ショッピングセンターに行き、本屋のある階へ。

エスカレーター半分上ったころから、とてもてもあま~い、いい匂いがする。

匂いの先をたどると、長い列が。

あ、これ、食べたいって初めて思ったのが、クレープだった。

 

母にねだって、列にならび、なんだかよくわからないけれどカスタードを注文し、巻物をもらう。

まわりを観よう見真似で、紙をやぶってかぶりつく。

なんて、おいしいんだろう!!

カスタードだって、なんでカスタードを選んだのかわからない。

ヒロタのシュークリームのカスタードが好きだったからかもしれない。

でも、だんとつに、シュークリームよりクレープに軍配だった。

 

そのころから、いろいろ、スーパーに並ぶお菓子にも『クレープ』という字がついたパッケージが増えたように思う。

今でも、クレープがついてるスイーツや、ミルクレープが大好きだ。

 

クレープを頼むとき、アイスクリームや野菜系は頼まない。

やっぱりカスタードとチョコレートの組み合わせにしてしまう。

昨日も塩キャラメルと迷ったけれど、やっぱりカスタードチョコを選んでしまう。

最初の感動を何度も味わいたいからか、それとも失敗したくないからか。

 

きっとまた、お正月の初詣にいくと縁日や、キッチンカーのクレープ屋さんに出会う。

そしてまたたのんじゃうんだろうなあ、カスタードクレープ。

甘い匂いの嗅覚と、ほんのりあったかい触感、五感の刺激にまた、列へと並んでしまう私でしょう。